特定看護師創設、「今後を注視」―日医(医療介護CBニュース)

 日本医師会の羽生田俊常任理事は、3月24日の定例記者会見で、「特定看護師」(仮称)の創設が盛り込まれた厚生労働省の検討会による報告書の内容を受けて、「日医としては、今後も患者の視点と現場の意見を尊重して、混乱を招かないという立場を堅持したい」と見解を述べた。

 厚労省の「チーム医療の推進に関する検討会」が3月19日に取りまとめた報告書には、チーム医療を推進するキーパーソンとして、医師の「包括的指示」の下に比較的リスクの高い一定の医行為を担う「特定看護師」を創設することが盛り込まれた。
 素案の段階では、特定看護師が行う業務範囲を「法制化すべき」としていたが、検討会に委員として参加していた羽生田氏が、「法制化ありきの議論には賛成できない」などと反発し、最終的に「医療安全の確保の観点から法制化を視野に入れた具体的な措置を講じるべき」という表現に改められた。

 羽生田氏は会見で、看護師に保健師助産師看護師法(保助看法)を超えた業務が求められる医療現場の実状を踏まえて、「看護師の役割を拡大することには異論はない」との認識を示す一方、看護師がリスクの高い医療を行うことに国民が慎重な態度を示しているとの調査結果があると指摘。その上で、「今後、(特定看護師の業務範囲について)具体的な行為の検証がなされていく中で、患者の視点と現場の意見を尊重して、混乱を招かないという立場を堅持したい」として、特定看護師の導入に向けたモデル事業や、業務範囲の法制化の動きに注視していく姿勢を示した。


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<友政懇偽装献金>首相元秘書、即日結審へ(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」(友政懇)を巡る偽装献金事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載、不記載)に問われた元公設第1秘書、勝場啓二被告(59)の東京地裁(平木正洋裁判長)の公判が、初公判の29日に即日結審する見通しであることが関係者の話で分かった。勝場被告が起訴内容をすべて認め、弁護側、検察側はいずれも証人申請を行わないという。冒頭陳述後、弁護側が被告人質問で情状面の立証を行い、検察側の論告求刑や弁護側の弁論まで進む公算が大きいという。

 夏の参院選への影響を最小限に抑えたい弁護側と、政治的影響を考慮した検察や裁判所側の意向が一致したとみられる。判決は4月にも言い渡される。

 勝場被告は東京地検特捜部の取り調べで「国民から支持されている政治家に見せたかった。独断でやった」と起訴内容を認める供述をしてきた。弁護側は検察側の提出する全証拠に同意する見通し。争点は情状面に絞られる。検察側が実母から提供され、偽装献金の原資となった資金の流れにどの程度言及するかも注目される。

 起訴状によると、勝場被告は04〜08年、友政懇などの政治資金収支報告書に総額約3億9000万円の虚偽記載を行い、計1200万円を記載しなかったとされる。容疑不十分で不起訴となった鳩山首相について、市民団体が検察審査会に審査を申し立てている。【伊藤直孝】

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<アカウミガメ>世界最高齢のカメ「浜太郎」と命名 徳島・美波町(毎日新聞)

 名前を公募していた「世界最高齢」のアカウミガメについて、日和佐うみがめ博物館カレッタ(徳島県美波町日和佐浦)は21日、「浜太郎」に決定したとして命名式と還暦祝いを行った。

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 現地でのウミガメ研究は1950年、同町の大浜海岸などを舞台として、日和佐中の生徒たちによって始まった。その際、中学生たちの手で卵からふ化させ、日和佐のまちで飼育してきたのが「浜太郎」だ。年齢の判明しているものとしては世界最高齢で、還暦を機に、名前を募集していた。

 同館によると、1534人から応募があり、22人が「浜太郎」と書いていた。「大浜海岸の浜をとっており、親しみやすい」などの理由で採用された。21日の式典には、命名者を代表して徳島市の立石妙子さんや50年当時の日和佐中の教師や生徒、ウミガメ研究者らが参加した。【深尾昭寛】

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<スギヒラタケ>強い毒性、腎機能正常でも 高崎健康福祉大(毎日新聞)

 キノコのスギヒラタケを食べた腎障害の患者に04年秋、急性脳症が多発した問題で、このキノコの抽出物をラットに投与したところ、腎機能が正常でも運動量が大幅に低下することが、高崎健康福祉大(群馬県高崎市)の江口文陽教授(キノコ学)のチームの研究で分かった。厚生労働省は同年以降、食用を控えるよう呼び掛けており、江口教授も「腎機能に問題がなくても食べないで」と強調している。【江口一】

 研究成果は17日から宮崎市で開かれる日本木材学会で発表する。

 江口教授らは07〜09年に新潟、群馬両県で採取したスギヒラタケの抽出物を用い、腎機能が正常なラットや重症の腎障害ラットに1000ミリグラム投与して3時間観察し、生理食塩水を投与した場合と比べ、運動量を調べた。

 スギヒラタケの投与では、腎障害ラットは直後から運動量が低下し、約100分を過ぎるとほとんど動かなくなった。正常なラットは最後まで運動を続けたが、それでも生理食塩水を投与したラットに比べ運動量は約3分の2にとどまった。

 また、スギヒラタケの抽出物を軽症、中症、重症の腎障害のラットに投与して筋肉の状態などを調べたところ、重症のラットでは筋肉の細胞が大きく破壊されていることも判明した。

 江口教授は「筋肉の炎症を起こす強い毒性を持っていることは明らかだ」と指摘する。

 スギヒラタケを食べた人の急性脳症は、04年秋に新潟・山形両県などで初めて報告された。厚労省の調べでは、同年だけで少なくとも59人が発症し、17人が死亡したが、05年以降は激減した。

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<日米密約>非核三原則の法制化要望書…被爆者5団体送付(毎日新聞)

 核兵器搭載艦寄港などを黙認する日米間の密約認定を盛り込んだ外務省の有識者委員会による報告書提出を受け、長崎原爆被災者協議会=長崎市、谷口稜曄(すみてる)会長=など被爆者5団体は10日、改めて非核三原則の法制化を求める要望書を政府に送った。

 山田拓民(ひろたみ)・長崎原爆被災者協議会事務局長(78)は「よくもこんなことをやってくれた、という怒りを感じる。こういうことを二度と起こさないためにも法制化が必要だ」と述べた。【錦織祐一】

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 愛知県蒲郡市民病院歯科口腔(こうくう)外科の男性医師(62)が担当した治療で、2002年から昨年までに計3件の医療事故があり、総額732万円の示談金を支払ったことが、10日の同市議会文教委員会で明らかになった。

 同病院によると、02年4月、40歳代男性患者の治療の際、歯を削るドリルの先端(22ミリ)が外れ、左上あごに刺さったままになった。04年12月に別の歯科医院で治療を受けた際に判明し、手術で摘出。昨年6月に示談が成立し、165万円を支払った。

 20歳代女性患者も昨年4月、同様にドリルの先端があごの骨に刺さって抜けなくなり、別の病院で摘出手術を受け、6月に17万円を支払った。

 04年11月には、30歳代男性患者のあごの骨を削る手術の際、止血用のガーゼを患部に置き忘れたまま縫合。別の病院で治療を受けたが、後遺症が残り、昨年9月、550万円を支払った。

 河辺義和院長は「患者に深くおわびし、病院として安全に注意を払い、最善の医療を行えるよう努めたい」と謝罪した。

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東京大空襲 朝鮮人被災、忘れないで…包括的証言集を出版(毎日新聞)

 約10万人が犠牲になった東京大空襲から65年を迎えた10日、在日朝鮮人で出版社「一粒出版」(東京都北区)代表の金日宇(キム・イルウ)さん(59)が「東京大空襲・朝鮮人罹災の記録PART3」(1680円)を発売した。朝鮮人の被災実態を包括的にまとめた書籍は例がないという。朝鮮人死者は推定1万人超との指摘もあり「日本人の隣にいた朝鮮人の実態に目を向けてほしい」と訴える。【森禎行】

 金さんは朝鮮人被害者37人の証言をまとめ05、07年にPART1、2を出版。今回はさらに8人の証言と日本人研究者4人のリポートを加えた。被害の大きかった下町の生存者は貧しかったため大半は戦後すぐ帰国し、被災者の手がかりは非常に少ないという。朝鮮人が集まる会合を探し証言を集めた。

 空襲体験談では、東京都江東区で用水おけの中に夜間うずくまり助かった女性の話などを掲載した。この女性の家族7人のうち5人が死亡したという。日本へ移住した経緯も聞き取り、金さんは「植民地政策を背景に生活の糧を求めてきた人が多い」と分析する。

 東京大空襲での朝鮮人被害は記録が少なく、全容は不明だ。ただ朝鮮植民地政策を調べる民間団体の李一満(リ・イルマン)事務局長は「東京での朝鮮人戦災者は4万1300人との記録がある。東京大空襲では、被害が大きかった下町に密集して住んでいたため、死者は少なくとも1万人を超す」と推測する。

 本についての問い合わせは一粒出版(03・6279・3356)まで。

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狂犬病予防法違反で業者逮捕=無許可飼育も360匹−兵庫県警(時事通信)

 狂犬病の予防注射を受けさせなかったなどとして、兵庫県警生活経済課などは4日、狂犬病予防法違反(無登録、未接種)などの疑いで、兵庫県尼崎市高田町、ペット販売業的場孝吉容疑者(54)を逮捕した。
 逮捕容疑は昨年12月25日時点で、尼崎市長の許可なく犬を360匹飼った上、生後91日以上の犬6匹について登録申請をせず、狂犬病の予防注射も受けさせていなかった疑い。 

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 3日午後5時15分頃、兵庫県宝塚市高司のブランド品買い取り店「エコリング宝塚店」に男が押し入り、カウンター内の女性店員(25)に刃物をちらつかせ、「金を出せ」と脅した。

 男は店員が金庫から出した約150万円を奪い、逃走。当時、店内に客はおらず、店員にけがもなかった。

 県警宝塚署は強盗容疑で捜査。発表によると、男は20歳ぐらいで、身長約1メートル70。白いベスト、黒いズボン姿で、白い帽子をかぶっていた。同店では2月12日夜にも刃物を持った男に約170万円を奪われる強盗事件が発生しており、同署が関連を調べている。

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