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<掘り出しニュース>路樹、誰がどの基準で選ぶ? 全国イチョウ、山梨ハナミズキ (毎日新聞)

 【山梨】花や紅葉で道行く人の目を楽しませ、強い日差しを和らげてくれる街路樹。甲府市内だけでもサクラ、ケヤキ、ハナミズキなどさまざまだ。同じ道路でも区間によって樹種が変わるケースもある。誰がどういう基準で選んでいるのか、背景を探った。【沢田勇、春増翔太】

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 ◇最近はトウカエデ人気

 甲府市の北バイパス(県道)を愛宕トンネルから東に走ると▽トウカエデ▽イチョウ▽ハナミズキ−−と街路樹が変わる。南アルプス通り(同)も、甲斐市ではトウカエデだが、南アルプス市ではメタセコイアが植えられている。

 県道路整備課によると、木の種類は地域住民や市町村の要望に基づいて選ぶ。植えられる時代によって住民の好みが変わったり、市町村の方針が変更されたりするため、結果としてバラエティに富むことになるという。

 では、どんな木が人気なのだろうか。

 国土交通省国土技術政策総合研究所の調査資料によると、全国で最も多いのはイチョウ。しかし、山梨ではハナミズキがトップで、イチョウは2位となった。

 甲府市近郊の街路樹を調査し、地図にまとめている県造園建設業協会の堤明伸・青年部長は「イチョウの人気が高いというより、街路樹の多い東京都が(都の木に定められた)イチョウを多用しているからでは。人気で言えばハナミズキですよ」。

 堤さんが絶賛するのは、甲府市の朝日通りのハナミズキ。20年ほど前に商店街の歩道を拡張した際に植えられた。春になると白や赤の花が咲き誇り、商店街のシンボルになっている。

 県道路整備課によると、イチョウやケヤキは葉が多くて夏の日差しをよく遮り、新緑や紅葉も美しいが、大きくなると落ち葉が多くなるなど管理に手間がかかる。また、根の張りが強く、歩道の舗装を押し上げてしまうこともあるという。

 この点、ハナミズキは樹高が低く、市街地に植えても安心だ。県道路整備課の担当者は「もともと緑豊かな山梨では、緑より花を楽しめるハナミズキが好まれたのでは」と話す。

 同様の理由でサクラが植えられている場所もあるが、毛虫がつくことが嫌われ、近年ではほとんど植えられていない。

 同課によると、ハナミズキの「ブーム」も昭和の終わりから平成の始めまで。最近はトウカエデが人気という。新緑と紅葉が美しい一方、成長がゆっくりで管理しやすいためだ。

………………………………………………………………………………………………………

 ◆06年度末の街路樹(高木)の種類別ランキング

 ◇全国

(1)イチョウ  57万1688本

(2)サクラ類  49万4284本

(3)ケヤキ   47万8470本

(4)ハナミズキ 33万2718本

(5)トウカエデ 31万7051本

 ◇山梨県

(1)ハナミズキ 9829本

(2)イチョウ  5471本

(3)トウカエデ 4521本

(4)シラカシ  4026本

(5)サクラ類  3430本

 (国交省の資料を基に作成)

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強盗殺人事件で男に無罪判決=無期求刑、弁護側主張認める−大分地裁(時事通信)

 大分県豊後大野市清川町(当時清川村)で2005年、一人暮らしの無職山口範子さん(61)が殺害され、車などが奪われた事件で、強盗殺人などの罪に問われた無職伊東順一被告(58)に対し、大分地裁(宮本孝文裁判長)は23日、無罪(求刑無期懲役)を言い渡した。
 伊東被告は捜査段階ではおおむね容疑を認めたが、公判で否認に転じ無罪を主張。殺害などを認めた供述調書の信用性を裁判所がどう判断するかが焦点だった。
 伊東被告は05年3月14日ごろ、山口さん宅に侵入し、コンクリートの塊で頭を殴打するなどして山口さんを殺害、車などを奪ったとして、事件発生からほぼ2年後の07年2月に別の事件で服役中に逮捕された。 

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工事騒音で牛暴れる、福島県などに賠償命令(読売新聞)

 福島県発注工事による騒音などで牛が暴れ、被害を受けたとして、いわき市内の酪農家が、県と施工業者の「錦興業」(現・クレハ錦建設、いわき市錦町)を相手取り、約1億4200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、福島地裁いわき支部であった。

 松下貴彦裁判長は原告の訴えの一部を認め、県とクレハ錦建設に約2840万円の支払いを命じた。

 酪農家は、2003年3月〜04年10月、同市高倉町で行われた県発注工事の騒音や振動に牛が驚き、多数の牛が負傷、死亡するなどの被害が出たとして06年8月に提訴した。

 判決は、一部の牛の負傷・死亡については騒音などとの因果関係を認め、「原告には、牛に与える影響などを考慮し、牛の受忍限度以下に抑える対策を取る注意義務があった」とした。

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ダン・ブラウンの新刊が来月登場(産経新聞)

 ミステリー小説の不動のヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」などロバート・ラングドンシリーズで一躍、世界のベストセラー作家となったダン・ブラウンの新作「ロスト・シンボル」が来月3日、日本で発売されることが決まった。

 ハーバード大学で宗教象徴学を研究するラングドン教授が、宗教に絡む難事件を解決する人気シリーズの待望の第3弾。日本では1作目の「天使と悪魔」が490万部、2作目の「ダ・ヴィンチ・コード」が1100万部を突破している。米、英、仏など、すでに発売2カ月で全世界1000万部を売り上げており、発売前から日本でも話題を集めている。

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